伊藤はり灸院 快成堂 難治性の病を中心に扱っています  大阪 吹田市 江坂 豊津   

奇經八脉 衝脉                              H24.3.11
伊藤 伸浩


衝は経脈の海と爲す。又は血海と曰う。その脈と任脉の眥は少腹の内包中より起こり、その浮にして外なる者は、氣衝より起こる。足の陽明と少陰の二經の間に並び、腹を行り、上りて行り、横骨に至る。臍を左右各五分にはさみ、上行して太赫、氣穴、四滿、中注、盲兪、商曲、石關、陰都、通谷、幽門を歴す。胸中に至りて散ず。凡そ二十四穴。

衝脈、任脈は皆、 胞中より起し、上りて背裏を循る。経絡の海となす。其の浮にして外になる者は腹右を循りて、上行して咽喉に会し、別れて唇口に絡む。

衝脉は五臓六腑の海です。

衝脉は十二経の海です。少陰の大絡と腎に起こり、下って気街に出、陰股の内廉をめぐり、ななめに膕中に入り、脛骨の内廉をめぐり、少陰の経に並び、下って内踝の後ろに入り、足下に入ります。

衝脉任脉は、皆な胞中に起こり、上りて背の裏を循り、經絡の海を爲り。其の浮して外なるは、腹の右を循りて上行し、咽喉に會し、別れて脣口を絡う。血氣盛なるときは、則ち膚充ち肉熱し。血獨り盛なるときは、則ち澹として皮膚に滲み、毫毛を生ず。今、婦人の生、氣に餘有りて、血に足らず。其の數々血を脱するを以てなり。衝任の脉、口脣を榮せず、故に鬚生いず

宦は、其の宗筋を去り、其の衝脉を傷なう。血寫して復えらず。皮膚内に結ぼれ、脣口榮せず。故に鬚生いず

此れ天の足らざる所なり。其の任衝盛ならず、宗筋成らず、氣有りて血無く、脣口榮せず。故に鬚生いず。

腎気不足し、衝脉傷められる。

衝脉の病為る、逆気し裏急す。

衝脉病の薬方 
李東垣 調中益湯を用いて当帰の理血作用と甘草の緩急作用。
   葉天士 理気通絡 衝脉の病たる、絡虚すれば即ち張り、気阻まれれば即ち病む、辛香に非ざれば何を以て絡に入るや、苦温以て通行すべし。

S.jpg

PageTop
 

コメントコメント


管理者にだけ表示を許可する